2021.03.12

おすすめ 日本酒の楽しみ方

日本酒に合う海外製チーズの購入方法

日本酒に合う海外製チーズの購入方法

日本酒を造る杜氏(とうじ)が教える!日本酒に合う海外製チーズの購入方法

明石の酒蔵、茨木酒造です。
普段皆さんは、日本酒を呑むとき、何を肴にしていますか?夕食で刺身や煮物と日本酒をあわせて飲む方が多いのではないでしょうか。
実は茨木酒造9代目杜氏 茨木幹人が海外で出会って人生観が変わってしまった食べ物があります。それは……チーズです!
今回は日本酒に合うチーズを海外から直接、個人でも輸入する方法をご紹介します。海外のサイトからでも今では個人でチーズを買える時代です。これを読めば、自分好みのチーズを直接、海外から輸入できるようになりますので、ぜひ最後までお読みください!

目次

●チーズの個人輸入ならFROMAGES.COM がおすすめ
●FROMAGES.COMを訪れたら最初にする設定
●FROMAGES.COM でチーズを検索する方法
●実際にFROMAGES.COMでチーズを選んでみました!
●茨木流、チーズの種類が分からないときの買い方
●最後は注文。会員情報の入力
●まとめ

●チーズの個人輸入ならFROMAGES.COM がおすすめ

茨木酒造9代目がおすすめするチーズ購入サイト(海外サイト)はFROMAGES.COMです。

https://www.fromages.com/en/
(FROMAGES.COM)

本場ヨーロッパの牛・山羊・羊のチーズの種類が豊富なサイトで、日本からでも注文を受けつけています。送料や関税などはかかってしまいますが、個人で直接、自分の欲しい種類のチーズを買えます。日本では、なかなか見つからないチーズを買うこともできますね♪

●FROMAGES.COMを訪れたら最初にする設定

最初にサイトを訪れると

・「EUROPE INCLUDING FRANCE」(フランスを含む欧州)
・「REST OF THE WORLD INCLUDING USA」(アメリカを含むその他の地域)

のどちらかを選ぶことになります。

日本から訪れる場合は後者のアメリカを含むその他の地域を選びます。海外サイトで英語やフランス語なんて読めない!と思う方もいるかもしれません。でもご安心ください。

例えばブラウザ「Google chrome」なら、右クリックを押せば「日本語に翻訳」という項目が出てきます。こちらを押せば、日本語に翻訳してくれるので英語やフランス語が読めなくても大丈夫です。

● FROMAGES.COM でチーズを検索する方法

まずは、検索バーからチーズの種類を検索していきましょう。

左から順番に
・チーズの種類(牛・山羊・羊など)
・産地(フランスの地域からイタリア、オランダなどの国まで選べます)
・形状(ソフトチーズ、青カビのチーズなど)
の条件を指定できます。

実際に検索してみると、いろんなチーズが選べます。牛のミルクのチーズが日本酒と合うのが多いのでおすすめですよ♪
今回は牛のミルクからチーズを選びます。

●実際にFROMAGES.COMでチーズを選んでみました!

実際にチーズを選んでみました。

例えば「Swiss Vacherin Suisse」。昔の弁当箱のような丸い木箱の中に入っているこのチーズ。「真ん中にくぼみをつけて、白ワインを入れて40分ほど焼くとすごく美味しくなる」と教えてもらいました。これを2個カートに入れてみます。

配送料は、あと600gまでは同じでいいと出ていますね。では、もう少し買ってみましょう。

 

こちらはイギリスのスティルトンというチーズ。すごく美味しいです!
香りの華やかな日本酒にすごく合うんですよ。200gのものが日本円で1,000円くらいですね。
やっぱり現地価格ですね。

ストルティンは牛乳から作られているブルーチーズです。青かびの臭さよりも塩味と旨みが強いので、ブルーチーズが苦手という方でも食べやすいでしょう。ブルーチーズでありながらも、全体的に黄色いという特徴もあります。

 

次はミモレット。

ミモレットは、オランダのエダムチーズの製法をまねて作りはじめたというチーズです。オレンジのような色や、ダニをチーズの周りで繁殖させるという独特な製法が特徴。濃厚なミルクの香りと発酵食品ならではの香りも伝わってきます。ちなみに、ミモレットはカラスミの味がするともよく言われます。

 

日本酒に合うと言われているコンテもおすすめです。

コンテは長期保存を目的として作られたハードタイプの大型チーズです。フランスでは認定チーズの中でもっとも生産量が多く、広く親しまれています。風味とコクは濃厚ですがしつこくはなく、熟成するほどに甘みが増していきます。若いうちは表皮が黄色ですが、熟成が進むと茶色になるという特徴もあります。

 

今回は、これらのチーズを注文してみました。

●茨木流、チーズの種類が分からないときの買い方

サイトには多くのチーズがラインナップされているため、こんなにたくさんの中からチーズをどう選べば良いのか分からない!という人も中にはいるかもしれませんね。
そんなときは、茨木流こなれた買い方ポイントがあります。

それはズバリ!
「好みのチーズを検索サイトでリサーチ!」

がおすすめ。好みのチーズを検索して探してから「FROMAGES.COM」で探せば、好みのチーズもきっと見つかります。

●最後は注文。会員情報の入力

チーズを選んでカートに入れていくと、選んだチーズのリストが出てきます。そして、届け先をJAPANにすれば届くようになっています。国内のネットショップで商品を注文するのと同じ流れで注文できますよ。

ただし、気を付けたいのは、購入した量やチーズの種類によっては、関税を取られる可能性があること。
これは届いたときに検証してみたいと思います。
※後日談…関税ですが、3000円程の請求がありました。

今回はかなりたくさんのチーズを買ったので、合計金額は28,428円でした!
でも日本で買っても、これくらいするんですよね。

それなら、本場の好きなチーズを選んで、好きな量を個人輸入するのも選択肢の一つ。私の場合は、日本酒と美味しくいただくためです……! 皆さんもぜひ、お試しください!

あとは画面の指示に従って会員情報を入力して注文です♪当たり前ですが、やればできます!買えば届きます!(ちなみに5日後には日本にチーズが届きました)

●まとめ

海外のサイトからチーズを個人輸入するのは決して難しいことではありません。思っていたよりも簡単だったのではないでしょうか。興味を持たれた方は、ぜひチャレンジしてみてください。
そして、お友達や家族と一緒に日本酒とチーズのペアリングに挑戦してみてほしいと思います。これからも日本酒が大好きな人に向けて、茨木酒造は日本酒の面白い情報を発信していきます!

■YouTubeチャンネル紹介

YouTube茨木酒造 来楽チャンネル
>>今回の記事のもととなった動画はこちら↓
◆日本酒を造る杜氏(とうじ)が教える!日本酒に合う海外製チーズの購入方法

続きの動画はこちら♪
◆=海外製チーズが届きました= 日本酒を造る杜氏(とうじ)が教える!日本酒の楽しみ方