日本酒女子におすすめ キレイになれる日本酒の楽しみ方
明石の酒蔵、茨木酒造です。
近頃は、日本酒を愛する女性…「日本酒女子」が増えてきましたね。女子会や食事会で日本酒を楽しむ女性はもちろん、インターネットショッピングでさまざまな地域の地酒を取り寄せ、晩酌などで日常的に日本酒を楽しむ女性も多いようです。
そこで今回は、そんな日本酒を愛する女性に向けて、さらに日本酒を楽しむためのアイデアをご紹介。日本酒そのものだけでなく、料理との組み合わせや日本酒の新しい飲み方、スイーツとのペアリングなど、新しい提案もしていきます。
さらに、日本酒に含まれているさまざまな美容成分にも注目。飲んで美味しいだけでなく、キレイになれる成分も含まれているとは、日本酒女子にはうれしい情報のはず。
日本酒への知識を深め、新しい楽しみ方を取り入れて、さらに豊かな日本酒ライフをお楽しみください!
目次
●日本酒女子におすすめ 日本酒の楽しみ方
・和食に合わせて飲む
・発酵食品と合わせて飲む
・自由なスタイルで飲む
●意外に相性がいい デザート×日本酒
・和菓子と合わせる
・洋菓子と合わせる
・フルーツと合わせる
●飲むことでキレイになれる!? 日本酒の美容成分
・コウジ酸
・フェルラ酸
・アミノ酸
・a-EG
●茨木酒造の飲みやすい日本酒をおすすめ
●まとめ
●日本酒女子におすすめ! 日本酒の楽しみ方
日本酒の魅力は、TPOそれぞれの楽しみ方があるということ。一人でしっとり飲むのもいいけれど、気の置けない友だちとおしゃべりしながら飲むと、さらに場が華やぎます。食事会や女子会など、グループでの日本酒シーンに合わせたおすすめの日本酒の飲み方を紹介します。
・和食に合わせて飲む
日本酒は、ビールやワインと同じ「醸造酒(原料を酵母で発酵させた酒)」に分類されます。醸造酒の魅力のひとつに、料理と合わせて楽しめることがあります。長い歴史の中でそれぞれの土地の食文化に合わせた日本酒が造られてきました。本膳料理や会席料理はもちろん、郷土料理やお惣菜などにもそれぞれ合う日本酒があります。
和食の世界は奥深く、海山里の幸を素材に、多彩な味付けをした料理がたくさんあります。それぞれの料理に合わせて日本酒を選び、そのマリアージュを味わってみましょう。
・発酵食品と合わせて飲む
日本酒は米を発酵させることによって造られる醸造酒。うまみ成分であるアミノ酸が白ワインの5倍以上といわれています。そのため、同じくアミノ酸を多く含む発酵食品との相性は抜群です。
最近では、チーズと日本酒とのペアリングも人気。また、酒粕や味噌をアクセントにした創作料理や素材を生かしたヘルシー志向の軽めのフレンチと日本酒の組み合わせなども新しいおいしさです。
・自由なスタイルで飲む
最近では、モダンなデザインの酒器も増えてきました。日本酒以外の器で日本酒を飲むのも新鮮です。たとえば、吟醸酒のフルーティーな香りをより楽しむために、あえてワイングラスで飲むのもおすすめ。
また、初心者には、日本酒のオン・ザ・ロックを。少しずつ氷が溶けて薄まるため、アルコールに強くない方にはぴったりの飲み方です。そのほか、日本酒ベースのカクテルにしたり、柑橘類を搾ってみたりと意外と日本酒の守備範囲は広いんです。お好きなスタイルで日本酒を楽しんでみてください。
●意外に相性がいい デザート×日本酒
日本酒と甘い物!? と思うかもしれませんが、これがなかなか合うのです。日本酒の種類に合ったスイーツやフルーツを選ぶと、絶妙なペアリングが誕生します。
・和菓子と合わせる
大福やおだんごなどのお餅系スイーツは、お米つながりで純米酒がよく合います。フルーティーな吟醸酒にはこしあんの羊羹がぴったり。抹茶系のスイーツには、淡麗辛口の本醸造酒がおすすめです。
・洋菓子と合わせる
チーズケーキなど酸味の強いスイーツは、濃厚な生酛系の純米酒と相性がバッチリ。スパイスやフルーツの入ったチョコレートなどは、熟成タイプの純米酒がよく合います。
・フルーツと合わせる
フルーティーな香りが魅力の吟醸酒、大吟醸酒は、同じような味と香りをもつフルーツと合わせてみましょう。メロンやマスカット、りんごなどの甘みと酸味が、日本酒の魅力を際立たせます。イチジクやマンゴーなどのドライフルーツは、熟成系の純米酒や古酒のおつまみに最適です。
●飲むことでキレイになれる!? 日本酒の美容成分
日本酒をこよなく愛する日本酒女子の皆さんに、ぜひお伝えしたい情報があります。最近の研究で、日本酒にはさまざまな美容成分が含まれることが分かってきました。
お酒の成分に特化した「日本酒コスメ」がたくさん生まれていることからもわかる通り、日本酒にはたくさんの美容成分が含まれています。ここでは日本酒に含まれる美容成分に注目。日本酒をおいしく飲んで、美しくなりましょう。
・コウジ酸
コウジ酸は、メラニンの生成を抑制する効果があるといわれています。メラニンはシミやくすみの原因となる物質。紫外線やストレスなどで、メラニンが肌に過剰に蓄積するとシミ・くすみになります。コウジ酸は、肌に早い段階からアプローチして、メラニンの生成を抑えます。
・フェルラ酸
ファイトケミカル(植物由来の生理活性成分)の一つであるフェルラ酸も、メラニンの生成を抑えるといわれています。また、抗酸化作用があるので、肌の老化を防いで美白を促す効果も期待できます。フェルラ酸は最近注目されている成分で、認知症予防の効果もあるといわれています。
・アミノ酸
日本酒といえばアミノ酸。人間の身体組織…筋肉や内臓、肌、髪、骨はタンパク質でつくられています。そのタンパク質のもとがアミノ酸です。体内でつくることができない必須アミノ酸は、必ず摂取しなくてはならない栄養素です。
・a-EG
最近では、日本酒のうまみ成分に含まれるa-EGという物質が、肌のコラーゲンを増やすという研究論文が発表されました。
コウジ酸、フェルラ酸、アミノ酸、そしてa-EGといった美容にうれしい成分が、日本酒を飲むだけで摂取できるのです。日本酒は、美容と健康にこだわる女性におすすめの飲み物といえるでしょう。
●茨木酒造の飲みやすい日本酒をおすすめ
茨木酒造の日本酒の中から、日本酒女子におすすめの商品をご紹介しましょう。どちらも味・香りとも華やかで旨みのある花酵母を使った個性的な日本酒。女性へのプレゼントにもおすすめです。
・来楽 花乃蔵 月下美人 純米生原酒(精米歩合65% 弱辛口)
月下美人の花から分離した酵母で造ったお酒です。フルーティーで清涼感のある香りが魅力。すっきりとした味わいで飲みやすいです。
・来楽 花乃蔵 アベリア 純米生原酒(精米歩合65% 中口)
アベリアの花から分離した酵母から造りました。洋ナシやメロンのような香りが特徴。ボリュームのあるタイプのお酒なので、じっくりと余韻が楽しめます。
●まとめ
日本酒は、それぞれの味と香りをじっくり堪能するのもいいけれど、組み合わせによってさまざまな表情を味わえるのも魅力。日本酒は日本食と共に発達したお酒だけに、和食との相性は抜群です。ただ、和食には多種多様の食材や多彩な味付けがあるので、それぞれの料理にぴったりの日本酒を選ぶと、味わいがさらに豊かになります。
発酵食品やデザートなどとのペアリングが楽しめるのも、複雑な味と香りをもつ日本酒ならでは。五感を働かせて、日本酒と料理のマリアージュを楽しんでみてください。飲むほどに、日本酒に含まれる美容成分でキレイになれるなんて、まさに一石二鳥。すてきな日本酒ライフをお過ごしください。