2022.06.20

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茨木酒造が江井ヶ嶋酒造様と共に2022年全国新酒鑑評会で金賞を受賞!明石市長を表敬訪問しました

茨木酒造が江井ヶ嶋酒造様と共に2022年全国新酒鑑評会で金賞を受賞!明石市長を表敬訪問しました

茨木酒造が江井ヶ嶋酒造様と共に2022年全国新酒鑑評会で金賞を受賞!明石市長を表敬訪問しました

明治44年に始まり、今年で110年目を迎える全国新酒鑑評会。酒類総合研究所(旧・国税庁醸造研究所)と日本酒造組合中央会が共催するお酒のコンテストで、今年は、江井ヶ嶋酒造様の「神鷹大吟醸35」とともに、茨木酒造の「来楽」が金賞を受賞しました。明石の蔵元が2蔵同時に金賞を受賞するのは、長い明石の酒造りにおいてはじめてのこと。
そこで、私、茨木酒造の杜氏・茨木幹人は、江井ヶ嶋酒造の杜氏である中村裕司さんとともに金賞同時受賞のニュースを伝えるため、6月13日に明石市長を表敬訪問しました。

●全国新酒鑑評会とは?

毎年5月に開催される全国新酒鑑評会は、お酒の出来栄えを競う全国規模のコンテスト。
私たち蔵元はもちろん、多くの日本酒愛好家や飲食店の方が注目するコンテストとなっています。
江井ヶ嶋酒造の杜氏でもある中村さんの言葉を借りれば、鑑評会は、まさに高校球児にとっての甲子園。地域によっては、金賞受賞の発表後すぐに「金賞受賞率全国1位を獲得!」と速報が流れるほど、酒造業界では最も権威のあるコンテストとなっています。

●2022年度の出品状況


全国新酒鑑評会は、「鑑評会をもって清酒の品種及び製造技術の向上に資するとともに、国民の清酒に対する認識を高めること」を目的としています。
出品できるお酒は、清酒の製法品質表示基準に定められた吟醸酒の原酒で、酸度が0.8以上のものと定められています。

 

2022年に行われた鑑評会は、2021酒造年度(2021年7月~2022年6月)に製造された新酒が対象となります。出品点数は826点。その中で予審を通過し、入賞したのが405点。
入賞酒のうち特に成績が優秀と認められた出品酒が205点となりました。

 

鑑評会では、香味の調和や特徴などが評価され、予審で優秀とされた新酒を入賞とし、その後の決審で特に優れていると評されたものに金賞が授与されます。金賞を受賞できるのは、出品酒の3割程度。そんな中で、金賞をいただけるというのは、本当に名誉なことです。

 

茨木酒造は、2015年に金賞を受賞し、その後3年連続で入賞、そして今年再び金賞を受賞しました(※2019酒造年度の全国新酒鑑評会は新型コロナウイルス感染症拡大のため決審が中止)。しかも今年は、江井ヶ嶋酒造「神鷹大吟醸35」と茨木酒造「来楽」が同時に金賞を受賞。
これまでは各蔵が個々に入賞したり、金賞を受賞したりしたことはありましたが、明石の2つの蔵元が同時に金賞を受賞したのは、長い酒造りの歴史の中でも今年がはじめてとのこと。受賞の喜びもひとしおです。

 

そんな明るいニュースをぜひお伝えしたいと、私たちは、明石市長を表敬訪問することに。
この同時受賞が明石の地域産業をさらに盛り上げていくきっかけになれば。そのために明石市とともに何ができるかを考えたいという思いもありました。

●明石市長を表敬訪問 市長は大の日本酒好き?!


6月13日、江井ヶ嶋酒造の杜氏・中村さんとともに、泉房穂明石市長を訪問。
市内にある2つの蔵元が同時に金賞を受賞したことを報告しました。
「明石の地産地消をもっと推進していきたいと前々から思っていました。そのためにも、明石のおいしい魚と野菜、そして地酒をPRできるようなイベントを考えていきたいところ。今回、金賞をとっていただいたことで、PRがしやすくなりましたから、本当にうれしいですし、ありがたい。飲食を絡めたイベントなど、何かやりたいですね。考えましょう!」
市長からは、そんなうれしいお言葉をいただきました。

 

ところで市長は日本酒を嗜まれるのですか?
「お酒はものすごく強いですよ!でも私はお小遣い制なので、日頃は、手頃な価格の芋焼酎やウィスキーを楽しんでいます。でもお寿司のときは日本酒と決めていますね。外で食事をするときのお供はだいたい日本酒です」

 

そんなほほえましい内情を教えてくれた明石市長。実は、ご自身のTwitterで、明石の地酒をPRしてくださっているそうです!
「ルパン三世のアニメで、江井ヶ嶋酒造の神鷹が登場するシーンがあるのを知っていますか?作者のモンキー・パンチさんが好きだったお酒のようです。ルパン三世も明石の神鷹を飲んでいる!そんなエピソードを交えながら、明石の酒蔵の紹介をTwitterでしています。今回金賞を受賞したからではありません。もっと前にツイートしていますからね!」
どうやら泉市長も筋金入りの日本酒好きでいらっしゃるようです。

 

そう言えば、今年2月の広報あかしでは、「歴史紡ぐ明石の美酒」と題して明石の地酒を特集していただきました。

日頃からPRいただいてありがとうございます。
市長がどこかに手土産を持っていかれる際は、迷わず明石の地酒を選んでいただけるように、私たちはこれからも精進していきます。

●これからも「明石の地酒」に恥じない酒造りを


明石には、明石市清酒乾杯条例というのがあります。今回の表敬訪問でも少し話題に上がった「明石市の伝統産業である清酒による乾杯の普及の促進に関する条例」は、平成25年11月に施行されたもの。皆さんご存知だったでしょうか?

 

もちろんビールで乾杯しても罰則があるわけではないので、何の問題もありません!ただ、地元のおいしいお酒で乾杯していただければ、これほどうれしいことはありません。それに明石の地酒を地域全体で盛り上げていこうとする取り組みや動きがあるのはうれしいことですし、そうした活動がある以上、私たちは「明石の地酒」に恥じない酒造りを今後も続けていかなくてはいけません。今回の金賞を受けて、さらにその思いを強くしています。今回一緒に金賞を受賞した中村さんも、その想いは同じです。
「ますますいいお酒造りをしていきたいですね。今回の同時受賞は、コロナで暗い話題が多かった地元の酒造や飲食業界に、明るいニュースを届けることができました。明石の飲食業界を活気づけるいいきっかけになることを願っています」と中村さん。

 

鑑評会は、酒蔵の規模を問わず、大きな蔵も小さな蔵も平等に審査され、評価してもらえるコンテスト。それだけに鑑評会の金賞受賞には大きな価値があります。だから今回の受賞のニュースが広がり、私たちがいいお酒を造り続けていけば、飲食店はわざわざ県外のお酒を購入する必要がなくなります。
そして地元明石のお酒を飲んで、地元にこんなにおいしいお酒があるんだと、市民の方が地元愛をもっと強くしてくれれば、明石のまちはもっと元気になっていきますね。
明石が「酒造りのまち」としてさらに盛り上がっていけるように、私たちは、今後もおいしいお酒を造り続け、皆さまにお届けしていきます。

 

来年もいいニュースがご報告できますように。