兵庫県明石市の地酒なら茨木酒造「来楽」へ。
日本酒・甘酒の美味しさを追求して170年。
兵庫県明石市の地酒
茨木酒造「来楽」
元日にしぼったフレッシュな日本酒お届けします!
さて、本年も11月を過ぎ早くも年の暮れが近づいてまいりましたが、恒例となりました
限定醸造酒「来楽 元日搾り」をお知らせいたします。
本商品は、その名の通り元日の0時から上槽、しぼりたてをそのまま瓶詰めし、
即日お届け先に向けて発送する、大変フレッシュで特別な純米生原酒です。
新年の始まりにふさわしい、縁起の良いこのお酒を、下記の通りご案内申し上げます。
しぼりたてならではのフレッシュな味わいと爽やかな香りが特長の「来楽 元日搾り」は新年の祝杯に最適♪
ご家族やご友人との特別なひとときを彩るお酒として、自信を持っておすすめいたします。
日本酒好きの方へ◎
お世話になったあの方へ、新年のご挨拶に、お年賀にも◎
新しい進物のスタイルとしてご用命ください。
元日にしぼったお酒を蔵元から1月1日に発送いたします。
お手元へのお届けは2日以降となります。
「元日搾り」のご予約はこちらから
ご予約は2024年12月25日(水)締切となっています。
元日搾り申込フォーム
初心者向けの日本酒入門・実践編 日本酒の選び方から飲み方まで
明石の酒蔵、茨木酒造です。
「日本酒は飲めるけど、よくわからないのであまり買わない」「日本酒通じゃないので、何を選んだらいいのか分からない」そんな声を聞くことがあります。たしかに日本酒には長い歴史があり、奥の深い世界なので、ちょっとハードルが高く感じられるかもしれませんね。
そこで今回は、そんな日本酒の初心者のための日本酒入門・実践編をお送りします。日本酒の選び方が分からないという人のために、日本酒の知識ゼロでも、種類やラベルに記載された情報や、好みの味から日本酒を選ぶ方法などをご紹介。日本酒の種類と料理との組み合わせもご提案します。最後に、茨木酒造のラインナップの中でも、特に日本酒に馴染のない方におすすめの銘柄をご紹介しますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
奥深く難しそうな日本酒の世界。まずは第一歩として、日本酒と出会い、その魅力を味わうことから始めましょう!
目次
●知識がなくても日本酒を選び、楽しもう
・日本人の生活になくてはならないお酒・日本酒
・海外では日本酒がブーム
●ラベル情報から日本酒を選んでみよう
・精米歩合
・日本酒度
●初心者向け おすすめの日本酒
・甘いお酒が好きなら純米酒を
・飲みやすいお酒なら純米吟醸酒を
・強いお酒が苦手ならアルコール度数が低いお酒を
●日本酒と料理のマリアージュを楽しむ
・純米系にはこってりした料理を
・本醸造系はどの料理にも合う
・吟醸系はあっさりした料理を
●まとめ
●知識がなくても日本酒を選び、楽しもう
・日本人の生活になくてはならないお酒・日本酒
日本酒は「強いお酒」のイメージがあるせいか、お酒の弱い人は敬遠するケースが多いようです。また、日本酒の知識やうんちくなどに奥深さを感じて、容易に踏み入れてはいけない「通の世界」と思っている人も少なくありません。お正月など、特別な日に飲むお酒というイメージをもつ人も多いようです。
しかし、もともと日本酒は、晩酌など日常的に飲まれていたお酒。かつては、台所には必ず日本酒の一升瓶が置かれているなど、日本人の生活になくてはならない最も身近なお酒だったのです。
・海外では日本酒がブーム
最近では世界的な和食ブームの影響もあり、日本酒の海外への輸出量は右肩上がりに増加しています。パリや香港など世界主要都市のレストランでも、日本酒を扱う店が増え、海外セレブや世界の名だたるシェフの間でも日本酒はブーム…そんな話を聞けば、これまで日本酒に縁のなかった人も、少し興味が魅かれるのではないでしょうか。
「日本酒の世界に興味はあるけれど、どう飲んでいいのか分からない」。そんな人のために、知識がなくてもすぐに実践できる、日本酒の選び方や楽しみ方をこれから具体的に紹介していきます。
●ラベル情報から日本酒を選んでみよう
日本酒には、さまざまな銘柄があり、また、一つの銘柄から、いくつもの種類のお酒が出ていることもあります。これも、日本酒を複雑にしている要因かもしれません。
しかし、知識がなくても、「純米酒」「本醸造酒」「吟醸酒」といった日本酒の種類から味と香りの特徴をうかがい知ることができます。
また、日本酒のラベルに記載された情報から、甘口か辛口、コクがあるのかスッキリしているのか、ある程度味をイメージして選ぶこともできます。ラベルに記載されている「精米歩合」と「日本酒度」に注目してください。
・精米歩合
精米歩合とは、精米(玄米から表層部を削る)して、残った部分を%で表したもの。米の外側部分である脂質やタンパク質は酒の雑味の原因。それらを削る(日本酒業界では磨くといいます)ことで雑味を取り除きます。精米歩合は日本酒の味と香りに大きく影響するといわれています。精米歩合の数字が低いほど、雑味が少なくクリアな味と覚えておきましょう。
・日本酒度
甘辛度を知るための目安。水の比重をゼロとした時の酒の比重を数値化したものです。日本酒度のマイナスの数字が大きいほど甘く濃醇。プラスの数字が大きいほど淡麗で辛い傾向があります。
●初心者向け おすすめの日本酒
たくさんの種類の日本酒から一つを選ぶのは至難の業。そこで、それぞれの好みやニーズから、合いそうな種類の日本酒を紹介していきましょう。
・甘いお酒が好きなら純米酒を
辛いお酒が苦手な人、甘いカクテルなどを好む人には、甘口の純米酒がおすすめです。純米酒は、米と米麹と水だけで造られたお酒。米のうまみとふくよかな香りを楽しめます。ラベルの日本酒度がマイナスのお酒は甘口になります。
・飲みやすいお酒なら純米吟醸酒を
飲みやすさを求めるなら、甘辛度が中程度の純米吟醸酒がおすすめ。純米吟醸酒は、精米歩合が60%以下の米を原料に、低温でじっくり発酵させて造られます。「吟醸香」という華やかでフルーティーな香りが特徴。味は芳醇かつキレがあります。日本酒度は±0.0~+2.0ぐらいが目安です。
・強いお酒が苦手ならアルコール度数が低いお酒を
普段アルコール度数が低いお酒を飲んでいる人には、アルコール度数の低い日本酒をおすすめします。日本酒の多くはアルコール度数が15度前後ですが、近頃では、10度程度の日本酒も造られるようになりました。スッキリとした飲み口のものが多いので、アルコールを飲みなれない人も楽しめるでしょう。
●日本酒と料理のマリアージュを楽しむ
日本酒を製造法で分類すると、ビールやワインと同じ醸造酒(原料を酵母で発酵させた酒)になります。醸造酒の魅力は、料理と合わせて楽しめること。日本酒に馴染みの薄い人も、料理と組み合わせることでその魅力を堪能できます。
・純米系にはこってりした料理を
純米酒は、白いご飯と同じように考えていいでしょう。つまり、白いご飯に合うおかずは、純米系の日本酒にぴったり。こってり、しっかりした味付けの料理を選びましょう。
:煮物、魚の煮つけ、バターを使った料理など
・本醸造系はどの料理にも合う
すっきりとした端麗辛口が特徴の本醸造酒。実は、どの料理とも合うオールラウンドプレーヤーです。塩辛い味付けと淡麗辛口の相乗効果は絶妙なバランスに。また、脂っこい料理のうまみも引き出してくれます。
:茶碗蒸し、冷奴、天ぷら、焼き鳥など
・吟醸系はあっさりした料理を
フルーティーな吟醸香とさわやかな味わいが魅力の吟醸酒。こちらは、濃い味付けの料理と合わせると、その魅力が損なわれてしまいます。あっさりとした味付けの料理を選びましょう。素材の味を活かした淡白なおつまみと共に、あるいは、食前酒・食後酒としてじっくり味わいましょう。
:刺身、魚の塩焼き、板わさなど
●まとめ
今回は初心者向けの日本酒入門・実践編をお送りしました。日本酒の知識がなくても、種類やラベルの情報からざっくりとその味を想像することはできます。
本記事でおすすめした日本酒の選び方や飲み方を参考に、ぜひ日本酒を自分で選び、料理と組み合わせて味わってみてください。飲んでいくうちに、だんだんと自分の好きな日本酒が分かるようになり、日本酒についての知識も増えていくでしょう。
日本酒を好きになるということは、食や知識が豊かになることでもあります。では、楽しい日本酒ライフをお楽しみください!
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酒米の王様といわれる「山田錦」ってどんなお米?
明石の酒蔵、茨木酒造です。
日本酒は米から製造しますが、その米にもさまざまな種類があることをご存知でしょうか。酒米の一種に、酒造好適米と呼ばれる日本酒造りに適した米があります。中でも有名なのが酒米の王様ともいわれる「山田錦」。来楽シリーズの中にも、この「山田錦」を関した日本酒がいくつかあります。
今回は、酒米である「酒造好適米」とはどんなお米なのか、酒造好適米の中でも最高評価を受けている山田錦の特徴や魅力まで詳しくご紹介します。日本酒好きの方は、ぜひご覧ください!
目次
●酒造好適米とは
・山田錦
・五百万石
・雄町(おまち)
●日本酒の「磨き」「精米歩合」って?
●酒造好適米の最高峰「山田錦」とは
●山田錦を使った日本酒の特徴
●茨木酒造のお酒も主に山田錦を使っています
・来楽 山田錦 吟醸50
・来楽 山田錦 純米吟醸58
・来楽 山田錦 純米75
●まとめ
●酒造好適米とは
酒造好適米とは、日本酒造りに使うことを目的に作られたお米のことです。一般的に日本酒造りに使用する酒米は、中心部の「心白」という白い部分が大きく、デンプンが豊富に含まれています。デンプンには粘り気があり、麹造りに欠かせないものです。
また、表層にはお酒の雑味となるタンパク質やビタミンが含まれているため、事前に磨いてから使用する必要があります。
酒造好敵米は、酒米と比べて心白が大きいため、日本酒造りにより適したお米と言えます。それでは、酒造好適米は20数種類ある と言われますが、その中でも全国的に有名な品種を3つ取り上げ、紹介していきます。
・山田錦
山田綿は、「酒米の王様」の異名を持つ酒米です。心白が大きいのは当然として、表層に含まれるタンパク質が少ないため、味に透明感が出ます。さらに、麹菌の活性に欠かせない水分を効率よく吸収できることで、良質な麹造りが可能になります。
また、余り知られていない情報ですが、山田錦が誕生したのはここ「明石」。昔、明石市に兵庫県立農事試験場があった頃に誕生した品種です(大正12年)。
・五百万石
五百万石は、日本一の酒どころともいわれる新潟県で生まれた品種です。心白、吸水性、タンパク質の量において優れていますが、それよりも注目すべきは加工性能でしょう。良質な麹を作りやすく、酒造好適米として優れています。生産地は、新潟県や福井県、富山県などの北陸が中心です。
・雄町(おまち)
雄町は、山田錦や五百万石の元となる品種です。米が醪(もろみ)の中で溶けやすく、日本酒造りに適しています。栽培が難しいため栽培量が減少傾向にありましたが、近年再び注目されたことで作付面積が増えてきています。岡山県で主に生産されています。
●日本酒の「磨き」「精米歩合」って?
日本酒を選ぶときに注目したいのが、「磨き」と「精米歩合」です。精米歩合とは、玄米の表層を削る「精米(磨き)」をした後に残った米の割合を指します。一般的な日本酒は精米歩合70%前後で、食用の精白米の精米歩合は90%程度です。つまり、日本酒は食用の精白米と比べて大きく磨かれているということになります。
また、大吟醸酒は精米歩合50%以下ですが、磨けば磨くほどに良いお酒になるとは限りません。より多く削る必要があるということは、表層に雑味の元となるタンパク質や脂質などが多すぎるということです。つまり、「磨けば磨くほどに美味しくなる」というよりは、「不味いお酒にしないために磨く」と言えます。
●酒造好適米の最高峰「山田錦」とは
山田錦とは、山田穂と短稈渡船(たんかんわたりふね)を交配して生まれた酒造好適米です。酒造好適米の中でも最高評価を受けており、全国でも兵庫県で最も多く栽培されています。中でも兵庫県の六甲山地の北西側(加東・三木・小野・社)で栽培されている山田錦は、日本で最も良質であると自他ともに認められています。
●山田錦を使った日本酒の特徴
山田錦を使用した日本酒は、香り高くて雑味がない透き通った繊細な味わいです。山田錦は「心白が大きい」、「雑味となるタンパク質や脂質が少ない」、「優れた吸水性」の3拍子が揃っているため、良質な麹を作ることができます。辛口に仕上げると、米の旨味や甘味が失われるものですが、山田錦を使った場合はこれらが十分に残ります。
山田錦を原料とする大吟醸酒も多く、良質な日本酒と言えば真っ先に思い浮かぶ品種と言えますね。
●茨木酒造のお酒も主に山田錦を使っています
茨木酒造では、ほとんどのお酒に山田錦を使用しています。中でも、山田錦にこだわって製造している銘柄を3つご紹介します。
・来楽 山田錦 吟醸50
精米歩合50%、アルコール度数16度、日本酒度+4前後、中口の日本酒です。穏やかな香りが立ち上り、口に含むとビターチョコレートのような味わいを楽しめます。山田錦の豊かな風味が残り、余韻が長く残ります。冷酒、常温、燗など、さまざまな飲み方に適しています。
・来楽 山田錦 純米吟醸58
精米歩合58%、アルコール度数15度、日本酒度+3前後、中辛口の日本酒です。青りんごのような爽やかで繊細な香りと、白桃のニュアンスを感じさせる優しい甘味が特徴。透明感が高く、複雑な味ではないため、日本酒初心者にもおすすめです。
・来楽 山田錦 純米75
精米歩合75%、アルコール度数15度、日本酒度+4前後、中辛口の日本酒です。香りは58%のものと同様に穏やかですが、こちらは甘味よりも酸味が混ざったさわやかなテイスト。燗では味のふくらみを、冷酒ではキレの良い味わいを楽しめます。
●まとめ
山田錦は、自他ともに認める酒造好適米の最高峰です。まさに「酒米の王様」です。心白が大きく雑味の元となるタンパク質やビタミン、脂質が少ないほか、吸水性にも優れています。
山田錦の大半は、茨木酒造のある兵庫県で栽培されており、その質も全国ナンバーワンです。もちろん、私たちも山田錦には並々ならぬこだわりを持っています。
ぜひ、当蔵の山田錦を原料とする日本酒を飲み比べてみてください!
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日本酒にぴったりな海外チーズベスト5
明石の酒蔵、茨木酒造です。日本酒に合うお料理やおつまみというと、刺身や焼き魚、塩辛、和え物などを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
ところが、最近は、日本酒にチーズを合わせる楽しみ方が注目を集めています。東京では、本格的なチーズと日本酒を日常的に楽しめるバーも登場しているそうですよ。とはいえ、日本酒もチーズもたくさんの種類がありますから、いきなり無差別に選んでペアリングしてみるのは少し勇気がいるかもしれませんね。
そこで、今回は、茨木酒造が日本酒とチーズのペアリングを検証!杜氏の人生観が変わったという日本酒とチーズの新しい楽しみ方をご紹介します。主観ですが、ランキング形式にしていますので、日本酒とチーズのペアリングにチャレンジする際の目安にして、ぜひあなたのベストペアリングを見つけてください。
目次
●このような日本酒とチーズで検証します
・用意したチーズ
・用意した日本酒
●ペアリングするチーズの紹介
・ソフト系のチーズ
・カマンベール
・ブリー・ド・モー
・ハード系のチーズ
・ミモレット
・コンテ(2種)
・その他のチーズ
・スティルトン(ブルーチーズ)
・クロタン(シェーブルタイプ)
●ペアリングする日本酒の紹介
・来楽 大吟醸35
・来楽 花乃蔵 月下美人 純米生原酒
・来楽 花乃蔵 アベリア 純米生原酒
・来楽 純米生原酒
・来楽 山田錦 純米吟醸58
●日本酒にぴったりな海外チーズベスト5!
・5位 カマンベール×来楽 大吟醸
・4位 クロタン×来楽 純米生原酒(3種)
・3位 コンテ×来楽 山田錦 純米吟醸58
・2位 ミモレット×来楽 山田錦 純米吟醸58
・1位 スティルトン×大吟醸
●まとめ
●このような日本酒とチーズで検証します
日本酒とチーズの組み合わせというと意外に思うかもしれませんが、どちらも発酵食品という共通点があり、実はとても相性が良いのです。一緒に味わうと、互いに旨みを引き立て合うので、美味しさの相乗効果が生まれます。
今回は、海外から取り寄せた本場のチーズを使って、当蔵の来楽とのペアリングを検証していきます。
用意したチーズ
・ソフト系のチーズ2種(カマンベール、ブリー・ド・モー)
・ハード系のチーズ3種(ミモレット、コンテ2種)
いずれもインターネットで海外から個人輸入したもの。本場のチーズは、海外の通販サイトから簡単にお取り寄せできるので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
→日本酒を造る杜氏(とうじ)が教える!日本酒に合う海外製チーズの購入方法
用意した日本酒
・来楽 大吟醸35
・来楽 花乃蔵 月下美人 純米生原酒
・来楽 花乃蔵 アベリア 純米生原酒
・来楽 純米生原酒
・来楽 山田錦 純米吟醸58
兵庫が誇るお米の代表銘柄「山田錦」など、日本酒のために丁寧に育てた米を使用した来楽の銘柄でおなじみの地酒。9代目オーナー杜氏である茨木幹人が昔ながらの手づくりでつくっています。来楽のラインナップの中から、特にチーズに合いそうな5種類をピックアップしました。
チーズを食べるときは、クラッカーなどが必要だと思うかもしれませんが、今回は日本酒とチーズそのもののペアリングをメインにしていきます。
●ペアリングするチーズの紹介
まずはペアリングするチーズを紹介していきます。
ソフト系のチーズ
カマンベール
みなさんがよく知っているチーズの代表的なものがカマンベールだと思います。カマンベールは、フランスのチーズでパリ郊外の東部にあるブリー地方のモー村で作られている「ブリー・ド・モー」の製法が元になっていると言われています。表皮が白カビに覆われていますが、内部はクリーム色でトロリとした濃厚な味わいを楽しめます。誰にでも食べやすい人気のあるチーズです。
馴染みのあるチーズということで日本酒とのペアリングを楽しめると思い、選んでみました。
ブリー・ド・モー
パリのブリー地方を代表する白カビタイプのチーズです。熟成すると中身がトロリとなって、品のある味わいになります。
その味わいはチーズでできたお菓子とも言われているほど。日本で白カビチーズと言えばカマンベールですが、ブリー・ド・モーはカマンベールよりも歴史があり、古くから高い評価を得ています。
ハード系のチーズ
ミモレット
ミモレットは、オランダのエダムチーズの製法をまねて作りはじめたというチーズです。オレンジのような色や、ダニをチーズの周りで繁殖させるという独特な製法が特徴。濃厚なミルクの香りと発酵食品ならではの香りも伝わってきます。ちなみに、ミモレットはカラスミの味がするともよく言われます。
コンテ(2種)
長期保存を目的として作られたハードタイプの大型チーズです。フランスでは認定チーズの中でもっとも生産量が多く、広く親しまれています。
風味とコクは濃厚ですがしつこくはなく、熟成するほどに甘みが増していきます。若いうちは表皮が黄色ですが、熟成が進むと茶色になるという特徴もあります。
今回は、熟成期間に違いがある2種類を用意して、食べ比べしました。
その他のチーズ
スティルトン(ブルーチーズ)
牛乳から作られているブルーチーズです。青かびの臭さよりも塩味と旨みが強いので、ブルーチーズが苦手という方でも食べやすいでしょう。ブルーチーズでありながらも、全体的に黄色いという特徴もあります。
クロタン(シェーブルタイプ)
ヤギの乳を使って作られたチーズです。同じく羊乳を原料とするゴルゴンゾーラに似た匂いがします。クロタンの名前の由来はいくつかありますが、そのひとつが「馬や羊のフン」。これは臭いではなく、見た目が小さくコロンとしているところからきています。
●ペアリングする日本酒の紹介
次にペアリングする日本酒を紹介します。
来楽 大吟醸35
華やかで上品な香りと、甘みのあるすっきりとした味わいが特徴です。料理の味を引き立てるので、幅広い料理と一緒楽しめます。
来楽 花乃蔵 月下美人 純米生原酒
フルーティーで清涼感ある香りの弱辛口純米生原酒です。米の甘味は下支え的なので、シャープさやキレの良さを感じられます。
来楽 花乃蔵 アベリア 純米生原酒
花酵母を使った生原酒です。余韻の長いフルボリュームタイプで、洋ナシやメロンを思わせる華やかな香りが特徴です。ワイングラスで冷酒として楽しめます。ロックもおすすめです。
来楽 純米生原酒
搾ったあとで加熱殺菌や炭濾過を行わずに瓶詰した純米生原酒です。酸のしっかりしたタイプで濃醇。五百万石の特徴とも言える広がり過ぎない味わいも楽しめます。
来楽 山田錦 純米吟醸58
山田錦×9号酵母の純米吟醸酒です。旨みの強い熟成系のお酒。青りんごのようなさわやかな香り、白桃のような優しい甘味があります。味の幅は広くないので2杯3杯と飲み進みやすいのが特徴です。
●日本酒にぴったりな海外チーズベスト5!
いよいよ、日本酒に合う海外チーズのベスト5を発表していきたいと思います!
5位 カマンベール×来楽 大吟醸
カマンベールとのペアリングでおいしかったなと思うのが、「大吟醸」です。このチーズには2大吟醸香の一つであり、りんごなどの香りによく例えられるカプロン酸エチルの香りがするお酒、つまり「大吟醸」に合います。
これは海外から輸入した本場のカマンベールなので、そもそも私たちが普段食べている市販のカマンベールとは違う旨さが詰まっていました。このやわらかさとミルクの濃厚さを、大吟醸が増してくれるという感じです!
同じ白カビチーズの「ブリー・ド・モー」も来楽の大吟醸に良く合います。
4位クロタン×来楽 純米生原酒(3種)
クロタンと相性の良かったペアリングは、生酒系のお酒です。
そもそもどれが良かったというわけではなくて、生酒系ならどれも良く合います。ヤギのチーズならではの独特の香りのあるクロタンと生酒のペアリングは、すごく面白かったです。当蔵のお酒だけではなくて、どこの蔵の生酒でもいいでしょう。自分好みの生酒と合わせてみるのも楽しいと思います。
クロタンに限らずヤギのチーズ全般と生酒が合いそうですので、ぜひ試してみてくださいね。
3位コンテ×来楽 山田錦 純米吟醸58
5位のカマンベールと、4位のクロタンとは違い、「コンテ」はセミハード系チーズなので旨みが強いことが特徴です。食べると分かりますが、ジャリジャリとしてアミノ酸の旨みが広がってくるので、合わせたいお酒としては山田錦の純米吟醸58になりました。
熟成感のあるお酒と合わせると、コンテの旨さやミルク感が引き立ちます。コンテは香りが少し強いので、日本酒好きな方は芯の強いお酒と合わせるといいでしょう。
2位ミモレット×来楽 山田錦 純米吟醸58
ミモレットはハード系のチーズなので、どんどん食べると旨みが広がる前になくなってしまいます。ゆっくりと噛んで味が広がってくるまで少し待ってください。旨さが少し遅れてやってくる感じがするでしょう。
コンテよりも旨みが強くて、カラスミを思わせる和風のような旨みもあるので、僅差ではありますが、コンテより山田錦の純米吟醸58に合うという結果に。このような旨みの強いチーズには、先ほどの香りが華やかなお酒ではなくて、来楽でいうと「来楽 山田錦 純米吟醸58」のような旨みが強いお酒とよく合います。
コンテと合わせたときよりも幸福度が高いということで第2位になりました!
1位スティルトン×大吟醸
第1位は、スティルトンと大吟醸です!
1番初めに試したペアリングですが、この感動はやっぱり試してもらわないと分からないと思います。大吟醸は、上品で洗練されており、香りが華やかなお酒。香りにクセがなく、塩味とミルクの旨みがたっぷりなチーズとは良く合います。これは絶対にペアリングすべきですね!
このペアリングに、杜氏自身が、人生観が変わるほどの衝撃を受けたということですので、第1位になりました。
●まとめ
今回は、本場のチーズを海外から個人輸入で購入して、当蔵の個性の違う日本酒とペアリングしてみました。皆さんも興味のあるチーズがあれば、お気に入りの日本酒と合わせてみてはいかがでしょうか。
ひとつのチーズでこれだけ盛り上がれるのが、日本酒とチーズのペアリングの楽しさです。
ぜひこのランキングを、ペアリングの目安にしていただけるとうれしいです!
ぜひ自分のベストペアリングを見つけてみてくださいね!日本酒とチーズのペアリングで、日本酒の世界がさらに広がります。
茨木酒造の日本酒がオンラインショップで購入できます
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覚えておきたい日本酒の種類!「純米酒」「本醸造酒」「吟醸酒」の違いを解説
明石の酒蔵、茨木酒造です。
近頃は、日本酒専門店だけではなく、レストランや居酒屋でも、さまざまな地域の日本酒を提供するお店が増えてきましたね。ドリンクメニューにも、日本酒の覧にさまざまな地酒の名前が並んでいるということも珍しくなくなりました。
ところで皆さんは、日本酒を選ぶとき、何を目安に選んでいますか。お気に入りの銘柄や知っている銘柄が見つからない場合、産地や値段、メニューに添えられた説明書きなどさまざまな情報を参考に選ばれると思います。しかし、同じ銘柄の日本酒でも「純米○○」「本醸造○○」「○○吟醸酒」というように、いくつも種類があったりして、なんとなく良いお酒のようだけどよくわからない、毎回選ぶのに苦労しているという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、日本酒の代表的な種類である「純米酒」「本醸造酒」「吟醸酒」の3つの違いを詳しく解説。これを知っていれば、自分好みの日本酒やお料理に合う日本酒を見つける目安にすることができます。上手にチョイスして日本酒ライフをもっと楽しみましょう。
目次
●日本酒とは
●「普通酒」と「特定名称酒」の違い
●原料や製法によって分類される特定名称酒
・原料の違い
・精米歩合の違い
・発酵時の条件の違い
●特定名称酒は大きく分けて3種類
・純米酒
・本醸造酒
・吟醸酒
●応用編! 特定名称酒8種類を解説
●茨木酒造の「来楽」を純米酒、本醸造酒、吟醸酒の3種類に分類してみた
●まとめ
●日本酒とは
「純米酒」「本醸造酒」「吟醸酒」の3つの違いを説明する前に、そもそも日本酒とはどんなお酒なのかを知っておく必要があります。「今さら?」と思われるかもしれませんが、日本酒の定義からおさらいしましょう。
日本酒とは、お酒にかかる税金やお酒の製造、販売に関することを定めた「酒税法」という法律の中で、「米、米麹及び水を原料として発酵させ、こしたもの」と定義されています。
●「普通酒」と「特定名称酒」の違い
日本酒は、「普通酒」と「特定名称酒」の二種類に分けられます。それぞれがどんな日本酒なのか、違いを見ていきましょう。
・普通酒
「普通酒」をひとことで説明すると、「特定名称酒」以外の日本酒のこと。「特定名称酒」については、ひとまず置いておくとして、一般に流通している大部分の日本酒といえば、この「普通酒」になります。
原料や製造法に決まりがなく、価格が比較的リーズナブルなのが特徴。「テーブルワイン」のような日本酒といえばわかりやすいでしょうか。日常的に楽しむための日本酒です。
・特定名称酒
「特定名称酒」とは、日本酒の原料や製法によって分類された酒のこと。よりこだわってつくられたお酒といっても良いかもしれません。一定の条件を満たしてつくられた日本酒は、「特定名称酒」を名乗ることができ、どんな原料や製法でつくられた日本酒なのかを、それによって見分けることができるようになっています。
しかし一方で、わかりにくさの原因を招いている理由もここにあります。同じ銘柄の日本酒の中に、「純米○○」「本醸造○○」「○○吟醸酒」というように、いくつも種類ができてしまうから。つまり、この特定名称酒の分類とその違いがきちんと把握できていれば、お酒選びがグッとスムーズになるということです。
●原料や製法によって分類される特定名称酒
特定名称酒は、大きく分けると「純米酒」「本醸造酒」「吟醸酒」の3つに分類されますが、それぞれの説明をする前に、まずは分類にかかわる、原料や製法について説明しましょう。
・原料の違い
日本酒の原料は「米、米麹と水」。これは、3種類すべての特定名称酒にあてはまります。純米酒は「米、米麹と水」のみでつくられており、本醸造酒と吟醸酒はそこに醸造アルコールが添加されています。
ちなみに醸造アルコールとは、甲類焼酎と同じ方法で造られた蒸留酒のことで、高濃度の焼酎のようなもの。醸造アルコールを添加するのは江戸時代頃から行なわれており、アルコール度数の低い日本酒が雑菌に負けないようにするのが目的です。
・精米歩合の違い
精米歩合とは、精米程度を数値化したもの。玄米を削って残った部分を%で表しています。日本酒造りでは、この精米作業のことを「磨く」と呼んでいます。米の外側部分はほとんどが脂質やタンパク質。それが酒の雑味の原因になります。
そこで、外側部分を削り、雑味を排除するのです。つまり、精米歩合の数字が低いほど「よく磨かれている」(=雑味が少ない)ということになります。
純米酒には精米歩合の規定がありませんが、本醸造酒と吟醸酒については精米歩合によって、さらに細かく種類が分けられます。
・発酵時の条件の違い
日本酒造りの流れは次のようになります。
精米→洗米/浸漬→蒸米/放冷→麹造り→酒母造り→醪(もろみ)・仕込み
→上槽→濾過/火入れ→貯蔵/調合・割水→火入れ/瓶詰め
この中の醪造り(酒母に、蒸米と麹、水を入れて発酵させる)の段階で、温度や時間を変えると、分類が変わってきます。
例えば、吟醸酒の場合、60%以下に精米した白米を、低温で時間をかけて発酵させる「吟醸造り」という特有な芳香(吟醸香)を有するように醸造されます。
●特定名称酒は大きく分けて3種類
さて、ここからが本題!原料や精米歩合などの条件を満たした、3つの特定名称酒「純米酒」「本醸造酒」「吟醸酒」のそれぞれの特徴を説明していきます。
・純米酒
純米酒とは、米、米麹、水だけで造られた日本酒のこと。純米酒は、その名の通り、純粋に米だけで造られた酒。醸造アルコールを使用しないため、米本来の旨みや甘み、コク、ふくよかさ、米ならではの香りが楽しめます。
冷やから燗まで、さまざまな温度帯で楽しめることも特徴です。
・本醸造酒
本醸造酒は、米と米麹、水の他に、醸造アルコールを加えて造ります。また、精米歩合は「70%以下のもの」と定義されています。味のバランスを整えるために醸造アルコールが添加されますが、添加量は、原料に用いる米の重量の10%未満と決められています。
後味がすっきりとした、いわゆる「辛口」のお酒になります。本醸造酒ならではのキレの良さを味わうなら、まずは冷酒で飲むのがおすすめです。
・吟醸酒
吟醸酒とは、米と米麹、水に醸造アルコールを加えた原料で造られています。また、「精米歩合が60%以下のもの」と定義されています。さらには、醪造りの段階で、低温度かつ長時間かけて発酵させる「吟醸造り」という手法を行なっています。
それによって生まれるフルーティーな香り(吟醸香)が特徴。日本酒の香りを楽しみたいという人におすすめの日本酒です。冷やしすぎず、温めすぎないようにするのがポイント。10℃(花冷え)が、一番香りを楽しめる温度帯です。
●応用編! 特定名称酒8種類を解説
純米酒、本醸造酒、吟醸酒。この3種類の原料や製法、特徴について、ご理解いただけたでしょうか。主に「純米酒」「本醸造酒」「吟醸酒」に分類される3種類の特定名称酒は、さらに細かく分けると8種類になります。
わかりやすいように、この8種類の特定名称酒の原料や精米歩合、製造方法等の違いを表にまとめてみました。
種類 |
特定名称 |
特徴 |
原料 |
精米歩合 |
その他の要件 |
純米酒 |
純米酒 |
米、米麹及び水を原料とした清酒。 醸造アルコールや糖類は使用しない。 |
米、米麹、水 |
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香味、色沢が良好 |
特別純米酒 |
米、米麹、水 |
60%以下 |
香味、色沢が特に良好 |
本醸造酒 |
本醸造酒 |
糖類は使用せず、 少量の醸造アルコールを添加した清酒。 |
米、米麹、水、醸造アルコール |
70%以下 |
香味、色沢が良好 |
特別本醸造酒 |
米、米麹、水、醸造アルコール |
60%以下 |
香味、色沢が特に良好 |
吟醸酒 |
吟醸酒 |
精米歩合60%以下とし、低温発酵による純米酒及び本醸造酒。 果実のような吟醸香がある。 |
米、米麹、水、醸造アルコール |
60%以下 |
香吟醸造り 固有の香味、色沢が良好 |
大吟醸酒 |
米、米麹、水、醸造アルコール |
50%以下 |
吟醸造り 固有の香味、色沢が特に良好 |
純米吟醸酒 |
米、米麹、水 |
60%以下 |
吟醸造り 固有の香味、色沢が良好 |
純米大吟醸酒 |
米、米麹、水 |
50%以下 |
吟醸造り 固有の香味、色沢が特に良好 |
同じ銘柄でも、種類によって味わいが異なる理由がこれでお分かりいただけたでしょうか。純米酒、本醸造酒、吟醸酒と特定の名称を名乗ることが許された日本酒は、原料や精米歩合、製法などによってそれぞれ価値が与えられているのです。
価格や銘柄だけでではなく、こうした日本酒の価値を知ることで、さらに日本酒選びが楽しくなりますね。
●茨木酒造の「来楽」を純米酒、本醸造酒、吟醸酒の3種類に分類してみた
兵庫県明石市にある酒蔵・茨木酒造でも、さまざまな種類の日本酒を造っています。もちろん、代表銘柄の「来楽」を冠する特定名称酒もバリエーション豊富にそろいます。
兵庫県の酒造好適米である山田錦と名水を使い、9代目杜氏が酒蔵に伝承された技によって醸した「来楽」シリーズのお酒を「純米酒」「本醸造酒」「吟醸酒」の3種類に分類してみました。あなた好みの「来楽」を見つける目安にしてください。
・純米酒
「来楽 純米」(精米歩合65% 中辛口)
当蔵の純米ラインナップで唯一の熟成タイプ。穀物や麹の香りが楽しめます。ほんのりとした甘みで、お燗にすると味わいが変わります。
「来楽 山田錦 純米75」(精米歩合75% 中辛口)
山田錦を低精白し、7号酵母と組み合わせました。やさしい香りですが、口に含むとグレープフルーツのような味わいに。冷酒はキリっと、燗酒は味の膨らみが楽しめます。
・本醸造酒
「来楽 本醸造」(精米歩合68% 辛口)
唯一の辛口。味の幅やボリューム感が少なく、キレのよさを好む人におすすめ。定番の辛口の酒としてお楽しみください。
・吟醸酒
「来楽 山田錦 吟醸50」(精米歩合50% 中口)
口に含んだ時にビターチョコのような風味が立ち、米の豊かな膨らみが口中に広がります。コクと余韻が続く濃淳な日本酒。冷酒、常温、燗酒でも美味しいです。
「来楽 大吟醸35」(精米歩合35% 中甘口)
香りは華やか、ほのかな甘みがありながらすっきりとした味。お料理を引き立てる上品な酒です。2015年全国新酒鑑評会金賞受賞。
「来楽 純米吟醸」(精米歩合58% 中辛口)
最初は甘く感じますが、キレのある後味が印象的。ほんのりと華やかな香りです。冷酒、燗酒、どちらでも美味しいです。
「来楽 山田錦 純米吟醸58」(精米歩合58% 中辛口)
山田錦を原料に、9号酵母で醸した純米吟醸です。青りんごのようなフルーティーな香りに、白桃のようなほのかな甘さが特徴です。
「来楽 純米大吟醸35」(精米歩合35% 中口)
当蔵随一、精米歩合35%の極上の日本酒です。上品できれいな仕上がりで、クセがなく、ライムのようなさわやかな微香。贈り物にも最適です。
●まとめ
日本酒の種類についてご紹介しました。「純米酒」「本醸造酒」「吟醸酒」、それぞれの定義やその違いを知ると、日本酒の解説文に出てくる「米のうまみ」「フルーティーで華やか」「キレのある後味」といった味や香りの理由がわかりますね。
日本酒のボトルを見ると、最初に銘柄が目に飛び込んできます。その次は、ラベルに記載された呼称や原料、精米歩合もぜひ確認してみましょう。3種類の違いを知っていると、ラベルを読んだだけで日本酒の味が想像できたり、日本酒選びのヒントにしたり…と、迷わずに自分の好みの日本酒にたどり着けることができるはず。ぜひ、シーンやお料理にぴったり合った美味しい日本酒をお楽しみください!
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