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甘酒でスムージーづくり 酒蔵のオススメアレンジをランキングで発表
明石の酒蔵、茨木酒造です。
当社では米と麹だけで作った安心・安全・ノンアルコールの甘酒造りを行っています。甘酒は健康や美容にもよく、赤ちゃんからお年寄りまで楽しんでいただけるノンアルコールドリンクです。
もちろん、甘酒はそのまま飲んでもおいしいのですが、少し甘すぎるかなと感じる方や、続けて飲むと飽きてきそうだなんて思われる方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。
そこで、今回は杜氏イチオシの甘酒を使ったアレンジスムージーをご紹介。甘酒に合う食材や配合率を実際に試してスコアをつけてみました!定番から意外な組み合わせまでを幅広く検証しています。
そのまま飲むだけでなく色んなアレンジを楽しめる甘酒。ぜひ、気になる組み合わせがあれば、ぜひ試してみてくださいね!
目次
●今回アレンジで使う甘酒の特徴
●甘酒でスムージー!組み合わせラインナップ
・甘酒は基準の70点
・甘酒×豆乳(調整豆乳) 90点
・甘酒×いちごのスムージー 93点
・甘酒×バナナ×豆乳 95点
・甘酒×アボカド 85点
・甘酒×小松菜 点数つかず!
・甘酒×ヨーグルトは 95点
●甘酒のオススメアレンジの結論
●まとめ
●今回アレンジで使う甘酒の特徴
最初に、アレンジに使う甘酒の特徴から説明します。
甘酒には大きく分けて、下記のふたつがあります。
・酒粕を溶かした甘酒
・米麹をつかった甘酒
茨木酒造の甘酒は米麹でつくった甘酒です。安心・安全・ノンアルコールで赤ちゃんからお年寄りまで年齢を問わず楽しめます。
甘酒に使っているお米にはこだわっています。甘酒に使用するお米は「日本晴」という品種(品種限定ではない)。お米にも品質毎に等級があり1等か2等のランクの高い品質を選んで使用しています。しかも精米歩合は75%。スッキリした甘さに仕上がっています。日本の伝統的な麹の香りがする甘酒です。
麹を使ったお酒は甘く、糖度で言うと28度前後。具体的にいうと、砂糖を一切使わずに「みかんの缶詰に入っているシロップ位の甘さ」になります。もちろん、甘酒そのものの味でも楽しめるのですが、甘すぎるなと感じる人もいるようです。
一方で、牛乳や豆乳などで割って飲むと甘さが和らぎ、さらにおいしくなるという声もいただくので、甘さが気になる方には、これからご紹介するような方法でアレンジして飲んでいただくことをおすすめします。
それでは、甘酒のアレンジを試していきたいと思います。
●甘酒でスムージー!組み合わせラインナップ
・甘酒は基準の70点
甘酒だけでも美味しくいただけますが、分かりやすくするため甘酒だけ飲んだ場合の点数を70点とします。
それぞれのアレンジと比較してみましょう!
・甘酒×豆乳(調整豆乳) 90点
甘酒と豆乳は定番の組み合わせ。豆乳はキッコーマンの「調整豆乳(https://www.k-tounyu.jp/lineup/89/) 」を使いました!
配分は
甘酒6:豆乳4
甘酒7:豆乳3
がおすすめ。甘酒×豆乳はスムージーではありませんので、ミキサー不要で手軽に作れます。そのまま飲んでも、温めて飲んでも美味しくいただけます。実際にアレンジして飲んでみるとバニラシェイクのような味になりました。安定の美味しさです!
・甘酒×いちごのスムージー 93点
甘酒といちごをスムージーで混ぜます。甘酒といちごの配分は
甘酒5:いちご5
くらいがおすすめです!
実際に飲んでみると、いちごの爽やかさと甘酸っぱさがあって美味しいですね!豆乳より美味しいかも?ということで93点になりました!
・甘酒×バナナ×豆乳 95点
甘酒とバナナと豆乳を混ぜます。つくるときは、バナナを小さめにしてからミキサーに入れるのがコツ!配分は、
バナナ1:豆乳0.5:甘酒1
がおすすめ。バナナの割合が多すぎると粘り気が強くなってしまうため、豆乳と甘酒を多めに入れましょう。実際に飲んでみるとバナナシェイクみたいで美味しい!95点!
・甘酒×アボカド 85点
甘酒でグリーンスムージーを作ってみようと、アボカドと小松菜を野菜代表として用意しました!まずは甘酒×アボカドのアレンジから。
アボカドを潰して甘酒に加えてみると緑のペーストのような形状になりました。結果は…面白い味!例えると冷製ポタージュ!まるでビシソワーズです。
塩や胡椒をふってみると美味しいかもしれません。飲み物というよりは一品物のたまに食べたい料理という感じでした。甘酒×アボカドのアレンジの点数は85点!でも料理としては良い組み合わせです!
・甘酒×小松菜 点数つかず!
スムージーの定番ともいえる小松菜でも試してみました。悪くはありませんが、わざわざ作るほどのものではない…と個人的に思いました。
また、デパートのジュース屋さんでよく見かける組み合わせ「リンゴ×小松菜」に、甘酒加えてみるというチャレンジも。但し、味はリンゴと小松菜のジュースという感じで、甘酒が加わることでの味覚の大きな変化は見られず。甘酒が加わった分、健康にはいいかもしれません。残念ながら小松菜では点数がつかないという結果になりました。
・甘酒×ヨーグルトは95点
最後は甘酒とプレーンヨーグルト(砂糖不使用)の組み合わせです。混ぜてみると甘酒の甘味が感じられます。こちらはミキサーを使わず入れて混ぜるだけで、簡単に作れます。配分は
甘酒100cc:ヨーグルト75g
飲んでみると、これは美味しい!お気に入りです。この組み合わせ、実は既存のお客様も実際にしているアレンジのようで好評です。
試しに苺も入れてみました。こちらも美味しい。
甘酒×ヨーグルト×苺のアレンジは96点!
●甘酒のオススメアレンジの結論
今回は、そのまま飲むだけでも美味しい甘酒を、豆乳や果物、野菜、ヨーグルトを組み合わせてアレンジしてみました。甘酒だけで飲む場合を基準点・70点として様々なアレンジごとにスコアを付けています。
それでは、今回の結果をまとめてみましょう。
・甘酒と豆乳:90点(配分:甘酒6:豆乳4または甘酒7:豆乳3)
・甘酒とイチゴ:93点(配分:甘酒5:いちご5)
・甘酒と豆乳とバナナ:95点(配分:甘酒1:豆乳0.5:バナナ1)
・甘酒とアボカド:85点(料理としては美味しい!冷製ポタージュみたいです)
・甘酒と小松菜とりんご(点数つかず!でも朝ご飯には良さそう!)
・甘酒とヨーグルト:95点(配分は甘酒100ccヨーグルト75g)
・甘酒とヨーグルトと苺:96点(最高得点!)
豆乳やヨーグルトなどの定番の組み合わせから、料理としては美味しいアボカド意外な組み合わせまで、甘酒は様々なアレンジができることがわかりました。甘酒飲んでみよう、甘酒生活を続けたいと思う方は、ぜひ自分なりのベストアレンジを見つけてみてください。
茨木酒造の杜氏・茨木幹人の主観ですが、皆さんの参考になれば幸いです。
●まとめ
甘酒は腸活や健康維持に良いというニュースをよく目にします。しかし、どうやって甘酒を飲めば良いのか、毎日だと飽きるのでは?と思う人も多かったのではないでしょうか。
甘酒だけでも十分美味しいのですが、アレンジしてスムージーにすると色んな栄養も一緒に摂れます。また、甘いのが苦手な方でも、美味しく飲んでいただけます。
変化にとんだ楽しみ方ができるので、子どもから大人まで飽きずに続けられるのも魅力ですね。普段から気軽に甘酒を生活に取り入れて、健康的な日々を目指しましょう。
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明石の酒蔵、茨木酒造です。
前回(なぜ甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるのか、その理由を解明します!【前編】)に続き、今回も「飲む点滴」と呼ばれる「甘酒」をテーマにお届けします。今回の記事では、甘酒の種類、甘酒の効果的な飲み方や飲むタイミング、おいしく飲み続けるための保存のコツまで紹介していきます。
目次
●米麹?酒粕?甘酒の種類を知りたい
・米麴甘酒
・酒粕甘酒
●毎日続けたい甘酒習慣。飲み方のコツは?
・朝の甘酒で脳をシャキッと!
・昼のおやつ代わりに甘酒を
・1日の疲れを癒し、安眠できる
●快適な甘酒生活を続けるために
・冷蔵で保存する
・冷凍保存する
●まとめ
●米麹? 酒粕? 甘酒の種類を知りたい
ところで、甘酒には製造方法によって、二種類あることをご存じでしょうか。
・米麴甘酒
米を蒸して発酵させた米麹を使って、米を(でんぷん)麹で分解して糖化します。アルコール分は0%。米の形が残った、おかゆのような食感が特長です。
・酒粕甘酒
日本酒を作る工程でできる搾りかすが「酒粕」。酒粕に水と砂糖を加えて作られたのが酒粕甘酒です。アルコール分は8%前後といわれています。
栄養補給に最適な甘酒の中でも、「米麹甘酒」はアルコール分が含まれていないので、子どもから高齢者まで安心して飲むことができます。また、妊娠中の女性が飲んでも問題なく、悪阻(つわり)による栄養不足のサポートドリンクとしても最適です。
●毎日続けたい甘酒習慣。飲み方のコツは?
健康と美容に欠かせない甘酒。では、どんな風に飲めば、豊富な栄養成分を効率的に吸収できるのでしょうか。ここでは、一日の中でのおすすめの飲み方を紹介します。あなたのベストタイミングを見つけてください。
・朝の甘酒で脳をシャキッと!
甘酒に含まれるブドウ糖で脳が活性化。短時間でエネルギーチャージができます。体温を上げる効果もあるので、身体が目覚め、代謝も活性化します。食物繊維やオリゴ糖が腸内環境を刺激するのでお通じもよくなります。
忙しくて朝食をとる時間がないというときでも、一杯の甘酒で栄養補給ができます。とろみがあり、濃厚なので腹持ちもよく、朝ごはん代わりに飲んでもいいでしょう。
→「朝食にぴったり!甘酒にちょい足し!簡単アレンジレシピ」はこちら
・おやつ代わりに甘酒を
午後、眠気や疲れで集中力がなくなってきた時には、甘いお菓子やエネルギードリンクの代わりに甘酒を。ビタミンB1やアミノ酸による疲労回復、ブドウ糖の集中力向上などの効果を効率よく吸収できます。
また、甘酒はお菓子作りの材料にも使えます。手づくりのお菓子でおやつを楽しみたいときは、ホットケーキやマフィンの生地に練り込んだり、砂糖代わりに甘酒を加えたり。甘酒の効果でしっとりふんわり仕上がります。
→「甘酒を使ったからだにやさしいおやつレシピ」はこちら
・1日の疲れを癒し、安眠できる
甘酒は体温を上げるので、就寝前のナイトキャップとしてもおすすめ。冷え性の方や疲れを癒したい方はぜひ試してみてください。甘酒は、疲労を回復し腸内環境を整えてくれます。ほんのりとした甘さに心身がリラックス。自然な眠りへと導いてくれるでしょう。
●快適な甘酒生活を続けるために
甘酒は発酵飲料。本来のおいしさを損なうことなく味わうためには、保存法にもコツがあります。開封後は、冷蔵庫と冷凍庫で保存する方法があります。
・冷蔵で保存する
開封後は冷蔵庫に保存。賞味期限に関わらず、1週間~10日を目安にできるだけ早めに飲みましょう。それが甘酒をおいしく味わうポイントです。
・冷凍保存する
飲み切れない場合は、冷凍保存を。製氷皿を使ってアイスキューブ状に冷凍する。または、1回に飲む分を保存袋に入れて冷凍(空気を抜いた真空状態での保管がベスト)。
飲む場合は、自然解凍、または冷蔵庫でゆっくり解凍すると、甘酒本来のおいしさをそのままに味わうことができます。
※冷蔵庫、冷凍庫内のにおいを吸収しやすいので、保存する際はしっかり口を閉じる容器に。また、保存料は入っていないので、早めに飲み切りましょう。乳酸菌の影響で、味に変化が起こりやすいので要注意。
●まとめ
甘酒が「飲む点滴」と呼ばれる理由や甘酒の健康・美容効果、効果的な飲み方のコツや保存法についてご紹介しました。
毎日の甘酒習慣を続けることで、じっくりゆっくりと体内に栄養成分を摂取して、健康と若々しさを維持していきましょう。家族の健康習慣としてご家族の皆様そろって味わっていただくことをおすすめします。